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なまえが嬉しい

こんにちは、過食症専門カウンセリング healingroom Puff の井上です。

このブログでは、8年間摂食障害を患っていた私が寛解に至るまでの経験や治療的なプロセスを

お伝えしています



みなさんは自分の身近な人から何と呼ばれていますか。。

もちろん、相手との心の距離や関係性によって様々あるかと思いますが、今日はごく近しい間柄の家族や友だち・パートナーに限って綴りたいと思います。

私の場合は、下の名前が「のぞみ」なので、幼い頃から「ノンちゃん」と呼ばれるパターンがほとんどです。

少数派は「ノゾちゃん」とか「ノノちゃん」とか「のぞみちゃん」「のーちゃん」。。そんなところです。

何年か前までは、母や姉は「のぞみ」と呼び捨てにすることもあったのですが、私が摂食障害になって以降、呼び捨てはやめて欲しいと私からお願いして、今は私のことを呼び捨てにする人はほとんどいません。

でもきっと、みなさんの中には「呼び捨てにされることに何の抵抗も感じない」あるいは、「呼び捨てにするのはそれだけ親しみや愛情を感じている証拠」と感じる人もいると思います。

私も一応、その感覚や気持ちは理解出来るんです。。

ただ、以前の私は、母や姉に呼び捨てにされると何となく腹立だしくて悔しくて。。

今思うと、病気の状態が悪い時は、自分だけが全部「見えて」いて、一人で頑張っているように思えていたからかも知れません。。

家族は誰も私を理解してくれないし助けてもくれない。。そんな人たちに呼び捨てになんてされたくないっとどこか反発していたのだと思います。。

実際、母や姉が私を呼び捨てにする時は、私を否定したり責めたりする場合がほとんどでしたから。。

また一方で、それほど自分の呼ばれ方に大きな感じ方をするようになったのも事実です。

ですから、今私の身近にいる大切な人たちが、私のことを「○○ちゃん」と呼んでくれることがとても嬉しくて。。

ただ「ありがとう」と言われるよりも、「ノンちゃん、ありがとう」のほうがずっと嬉しい

「ごめんね」だけよりも、「ノンちゃん、ごめんね」のほうがずっと伝わる。。

一般的にも、言葉や用件を伝わる前に相手の名前をつける、というのは効果的なコミュニケーションの一つとして知られているやり方です。

私は、名前を呼んでもらえると、それだけで優しい気持ちになります

心が満たされます

私がそんなふうに感じていることは誰も知らないけれど、実は私が密かに感じているシアワセなのです





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「未知」な子ども

こんにちは、過食症専門カウンセリング healingroom Puff の井上です。

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私には出産経験がありません

きっと、これから自分の子を授かることもないと思います。

でも最近、40歳という年齢を目前に控えているせいか、「子ども」とか「親」とか感慨深いものだな。。っと改めて感じます。。

テレビを見ていても、身近な人たちの話を聞いていても、その気持ちや思い・感覚は私にとって未知のものです。

自分の子どもって、一体どんな感覚なんだろう。。。
どれほどの愛おしさや大切さを感じられるものなんだろう。。。
親になると、どんなことに不安や責任を感じるんだろう。。。
子どもの存在が、自分にどんな変化や成長をもたらすんだろう。。。

きっと、そうした私の中にあるすべての「未知」が、想像をはるかに超えるものなのでしょう。。

そしてそれを知らないまま、私は自分の人生を終えてしまっていいのかな。。と時々思うのです。。

私は結婚して間もなく摂食障害を発症しました。

もちろん結婚前は、自分もみんなと同じようにいつか子どもを授かるのだろう。。と漠然と思っていました。

でも、病気が寛解に至るまでの間は、病気の辛さや苦しさの中に子育てまで引き受けられる自信が持てず、30歳半ば頃に「子どもは産まない。。」と主人とも話し合って決めたことを覚えています。

摂食障害であっても、子育てを頑張っている人は大勢います。

私はそんな人たちに自分の足りなさや劣等感のような気持ちを感じながら、子どものことから逃げてしまいました。。

私のせいで、主人にも、両親にも、「未知」を「既知」にさせてあげることが出来ません。。

もちろん私自身も知りたい感覚ではありますが、これから実現させようとするほどの勇気も熱量も備わっていません。。

でも、それでもそこに意味があると思いたいのです。

私が病気になったことも、子どもを授かれないことも、親の感覚を味わえないことも、家族にかわいそうな思いをさせていることも、そんな自分に罪悪感や劣等感を感じていることも、それが私の人生であることも。。。

すべて、ちゃんと意味があるのだ、と思いたいのです。。

そんなの、自分に都合の良い解釈かも知れません。。

でも、私がこの人生を歩んできたからこそ、他の人にはわかり得ない気持ちや感覚が理解出来る部分があるかも知れない。。

みんなが見過ごしていたり、つい通り過ぎてしまうことを見落とさずに拾える部分があるかも知れない。。

そんなふうに考えることが、私の助けになるのです。。

「未知」が未知のままであることにもプラスに作用する面はある、と私は思います






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キモチの温度差

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よく、恋愛についての質問で、「自分から好きになるタイプか、相手から好かれるタイプか」というのがあります

好きになった人に自ら積極的にアプローチしていくタイプか、相手のアプローチによって徐々に自分も好きになるタイプか。。

つまり、能動的か受動的か、という質問です。

どちらが良いか、あるいはどちらが好きか、というのはその人の性格や考え方によって主張が分かれると思いますし、当然正解もありません。

ただ、能動的か受動的かによってお互いの気持ちに温度差は生まれるものなのかな。。と最近考えることがあります。。

私自身は自分から積極的にアプローチする“能動タイプ”なので、恋をしたら相手を想うキモチは常に全力です

キモチの温度もぐんぐん上がって、あっという間に沸点に到達してしまいます

でも、誰かに想われて自分も徐々に惹かれていく、というのは、キモチの温度がなんとなく緩やかに上がっていくし、もしかしたら沸点に至らないままの状態の場合もあるのかな。。と思うのです。

もちろん、最終的に同じ温度になる場合もありますし、逆に、相手の気持ちを追い越してしまう場合だってあります。

でも、お互いのココロやキモチの温度を自分なりに納得出来ていたり受け入れられているのなら、何も問題はないと思うのです。

きっと、恋愛に限らず、親子や友人関係においてお互いを同じ温度で想い合う、というのはなかなか難しいことなのかも知れません。。

ただ、その温度差に気づかずに相手を求め過ぎてしまったり、期待値を上げてしまうと、モヤモヤが膨らんでストレスが大きくなってしまいます

私が摂食障害を治すために取り組んでいた対人関係療法は、相手への期待値が適切なものであるか、あるいは自分への期待が可能なものであるか、ということを正しく認識する、というのが課題の一つになっています。

お互いの期待にズレが生じていないか、ということを正しく認識出来ていないと、自分が必要以上に無理や我慢をしてしまったり、相手への不安や不信感を膨らませてしまうからです。

「キモチの温度差」は必ずしも心の病気に直結するものではありませんし、摂食障害や対人関係療法を基準に判断しなければならないということでもありません。

でも、少なくとも、「キモチの温度差」に対する自覚や認識を持つことは心の健康を保つ上で大切である、ということは言えるのかも知れません





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もっと気ラクに。。。

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「もっと気楽に考えたほうが良いよ

これは、私がこれまでいろんな人に言われた言葉です。

深く考え過ぎて、重く受け止め過ぎて、すぐに行き詰まってしまう私に、身近な人たちが掛けてくれた言葉です。

病気の状態が酷い頃の私は、“負のオーラ”を放っていそうなくらい闇を抱えて陰にこもっていました。。

そんな様子を見て、家族や親友が私の“逃げ道”あるいは“抜け穴”として与えてくれたアドバイスです。

でも正直、その頃の私はその言葉がまったく好きじゃありませんでした。。

大嫌いだったのです。。

どこか無責任な言い方のようにも感じましたし、何より、「それが出来れば苦労しないっ」って思っていましたから。。

でも、そういう自分の“しがみつき”みたいな気持ちを少しずつ手放して、いろんな気持ちをぐるっと一周してみると、やっぱり気楽に考えることが大切なんだ、と気づくんです。。

今までの自分を振り返って、どんなことに一番行き詰まっていたかというと、母との関わり方。。あと病気の治し方。。
そんなところだったかと思います。

母との関わり方は、病気を治す上でも見直さなければならない課題の一つでした。

幼い頃から病気になるまで、私の中は母のことで埋め尽くされていました。

それまでの私の人生は、母のことを抜きにして何かを考えたり決めたことは何一つありません。

それが、私が摂食障害になった原因の一つでもあります。

母と縁を切ってすべて見放してしまえば、関わる必要はなくなります。

でもそれでは私にとっての解決策にはなりませんでした。。

私はどうしても、母自身がこれまでのやり方に対する自覚と認識をもって私と関わってくれることを望んでいました。

幸い、母自身の努力の甲斐もあって、結果的に母は大きく前進してくれました。

ただ、母が別人に生まれ変わったわけではないので、やっぱり今でもこじれる時はあります。。

でもそんな時は、「もっと気ラクに。。」

以前のように、深く考え過ぎず、重く受け止め過ぎず、とにかく自分の領域に引き込まない

「言っても仕方ないや。。」
「まあいっか。。」
「それがお母さんだしな。。」
「いちいち気にしていられないや。。」

そんなふうに、一歩離れた所から眺める、という姿勢をもつことが気ラクになれるコツ。。なのかも知れません





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“シェフ”な夫の温かさ

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最近夫が自宅で“シェフ”をしてくれます

そうです、時々家で夕飯を作ってくれるんです。。

何を大袈裟に言っているんだと思われてしまうかも知れませんが、夫が私のために夕飯を作ってくれるなんて、これまではとても考えられないことだったんです。。

週末、時々私が夕方まで仕事になる日があって、そうすると家で食事の支度をしながら待っていてくれる日があります。

メニューは決まって、「キーマ“風”カレー」なのですが、それが私にとっては嬉しくてシアワセな、心温まるお料理なのです。。

これまでキッチンに立つことなどまずなかった夫が、まず最初は洗い物を手伝ってくれるようになり、次はお掃除や包丁研ぎをしてくれるようになり、最近は私のために晩酌の用意からデザートまで手作りしてくれるようになりました

私が帰宅すると、汗をかきながらナンの生地を捏ねていたり、冷蔵庫から飲み物を出そうとすると、「俺が取るから見ないで」と何やら秘密裏に進めていたり。。

私はいつもそんな光景にクスッとしながら、夫の温かさに触れることが出来ます



私が摂食障害になり、夫とはこれまで衝突と行き詰まりを何度も繰り返して来ました。

その度に私は夫への信頼を失い、治る希望も断たれたように感じていました。。

今でも衝突や行き詰まりが全くないわけではありません。

やっぱり見えていないのかな。。わかってくれていないのかな。。と不安に感じる瞬間は時々あります。

でも、私自身も夫への期待値を下げたり、現実的な見方を意識するようになったことで、お互いに落としどころが定まりつつあるのかも知れません。。

きっと、機は熟した、のです。

今、シェフな夫が私にくれる温かさは、以前の私と夫なら新たな衝突の原因にさえなっていたかも知れません。

以前の私なら、夫が何かしてくれようとすると、そのやり方に注文をつけたり迷惑そうに表情をゆがめていたことでしょう。。

夫もまた、そんな私にやり辛さを感じながらも、根本的な原因や解決策を自分から考えようとする発信力はありませんでした。

今だから、色々なプロセスを踏んできたお互いだからこそ、温かい気持ちを感じ合えるのかも知れません。。





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Appendix

プロフィール

Puff

Author:Puff
山梨県中央市の自宅で過食症専門のカウンセリングをおこなっています。

私自身が摂食障害を8年間患っていたことをきっかけに、心の病気やその治療法、カウンセリングについて深く学ぶようになりました。

このブログでは、難しい専門知識だけに偏らず、自分自身が寛解するまでに経たプロセスなどを含めて、摂食障害を治すためのヒントを発信していければと思っています。


*摂食障害に関する個人的なご質問やご相談等はお受けしておりませんのでご了承下さい。

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